亀井組で「働く」ということは。 人の力が集まってはたらく。人は考えてはたらく。人が動いてはたらく。

1906年(明治39年)に鳴門の塩田整備事業を主な業務として始まった亀井組。
100年を超える長い歴史の中、時代に即した業務を展開することで、
地域の皆さまから信頼される地元密着型の企業として成長を遂げてきました。

多くの職種のメンバーが一つの目的へ向かう土木や建築の仕事は、
チームワークがなければ成り立ちません。
どんなに時代が移り変わろうとも、ずっと私たちは一人ひとりが
協力・連携して働く姿勢を大切にしてきました。
ここに挙げた「集」「考」「動」という三つの要素こそ、
亀井組で「働く」イメージを形づくるものです。
次の100年もこの姿勢を崩すことなく、
安心かつ安全に暮らすことができる地域社会の創造へ邁進していきます。

会社概要

社   名 株式会社 亀井組
代 表 者 朝野 佳伸
創   立 1906年(明治39年)
資 本 金 6,000万円
事 業 内 容 総合建設業
本社所在地 徳島県鳴門市
社 員 数 60名

時代を見据えた事業展開 沿革

明治39年塩田事業

● 鳴門市撫養町林崎にて開業
1906年(明治39年)10月、亀井春吉(初代社長)が塩田の整備事業を主業務として鳴門市撫養町林崎にて事業を開始する。当時の鳴門は「入浜(いりはま)式」といわれる広大な塩田が街中に広がり、全国生産量の1割を占める一大生産地だった。

「写真集 鳴門塩田史」より
昭和22年鉄道事業

● 鉄道線路保守作業開始
1947年~1992年( 昭和22年~平成4年)まで鉄道線路保守業務を行う。昭和56年の国鉄民営化により、鉄道線路保守作業がJR系列会社に移管されるに伴い、平成4年鉄道部を廃止。保線の仕事は常に危険と隣り合わせの上、高い技術と体力・忍耐力を求められるハードな業務であったが輸送の安全確保を通じて日本の経済発展を支えてきた。

写真「目で見る鳴門・板野の100年」より
昭和28年組織変更

● 株式会社亀井組に組織変更
昭和28年10月に、株式会社亀井組へと組織変更する。家業から企業へと転身を図る。当時の社員数は、経営陣も含め10名にも満たなかった。

昭和35年建築事業

● 大谷荘・鶴屋百貨店
(鳴門市内初の本格的な鉄筋コンクリート建築)
昭和30年代、都市計画の整備、道路・橋の新設、学校をはじめ各種施設の建設が大々的に進行。亀井組は鳴門市内初となる本格的な鉄筋コンクリート建築に取り組み、鶴屋百貨店・大谷荘をはじめ当時の鳴門を代表する大規模な建築物件を数多く手がけた。

写真「ふるさとの思いで 写真集 明治・大正・昭和 鳴門」より
昭和36年土木事業

● 国道11号線の改良
昭和30年代に入り、徳島を起点に高松を経由し松山へと達する大動脈、国道11号線をはじめ県内各国道の改良工事を受注。

昭和60年住宅事業

● 住宅事業部 開設
当時の通産・建設両省による国家プロジェクト「ハウス55計画」のもと、時代は良質で低価格な住宅を大量に供給する方向へと向かい始める。亀井組は、このような情勢をいち早く察知し、国に認定された3工法の一つであり、断熱・防音性能に優れた、ミサワ・ホームのニューセラミック工法に注目。住宅部を立ち上げ、ミサワ・ホームと業務提携を結ぶ。以降、平成16年9月までの約20年間で、350棟余りのセラミック住宅を施工した。

写真「ふるさとの思いで 写真集 明治・大正・昭和 鳴門」より

● リフォームプラザ亀井 オープン
本格的なリフォーム&増改築ショールーム「リフォームプラザ亀井」を、キョーエイ鳴門駅前店3階にオープン。リフォーム事業の拠点として、最新の器具や施工事例の展示を行い、地域に根差した住環境サービスを提案している。

「リフォームプラザ亀井」
平成24年環境事業

● 環境推進室 開設
低炭素社会の実現に向けて、主に自然再生エネルギーの導入や省エネ診断による地球温暖化の防止、事業所におけるエミッションをゼロにする取り組みを行う専門部署を開設。

平成26年住宅事業

● 亀井倶楽部 サービス開始
亀井組で新築住宅のご契約を頂いたお客様、
リフォーム工事をさせて頂いたお客様を対象に、「世代をこえる、住まいの安心サポート」の一環として、「亀井倶楽部」を設立。定期訪問による住まいのメンテナンスや、情報満載の会報誌の発行、優待イベント等を行っている。

松茂町太陽光発電施設2.5Mw

亀井組の「次の100年」を象徴する2つのキーワード

グリーンコンストラクションカンパニー 亀井組は「グリーンコンストラクションカンパニー」への変革を目指しています。

● グリーン コンストラクション カンパニー
21世紀を迎えた亀井組が次の100年後の世代に向けて実行できることは何か。真剣に考えた私たちがたどり着いた結論が、今までの歴史の中で培ってきた土木・建築・住宅といったものづくりの技術をベースに、地球環境に与える負荷を低減するとともに、持続可能な地域社会の創造へ寄与する企業への変革でした。亀井組ではこの新たな姿を「グリーン コンストラクション カンパニー」と命名。2012年に商標登録されて以降、ますます進化を遂げているところです。

● ダイバーシティー
人々のライフスタイルや嗜好が多様化する今の時代、土木や建築に求められるものも同じように多様化しています。常に時代とともに柔軟に変化してきた亀井組は、外国からの人材登用にも目を向けており、人種や国籍、性別を問わずにやる気と才能のある人へ広く門戸を開く企業です。たとえば、男性が圧倒的に主流の建設業界において、亀井組では女性社員の占める割合が約20パーセント。女性ならではのきめ細やかな対応やアイディアが業務に役立っています。